熱伝導が良く、食材に均一に火が通るため、玉子焼をつくるには最適と言われる銅製です。緑青を防ぐために錫メッキ(※)を施してあります。
関東と関西の味の差は玉子焼にもあり、そもそも道具の大きさからも違いが見てとれます。江戸は真四角、関西は長四角、そして名古屋は横長四角と三者三様です。江戸方の玉子焼は甘めで海老のすり身などを入れて、関西方は薄味のだしを入れてだし巻き玉子に。大根おろしなどを添えて食べます。
また、鶏肉を入れた親子巻き、うなぎを入れたう巻など玉子焼と言えど様々な味が楽しめます。
※緑青は化学的には毒ではありませんが、古来より緑青を嫌悪してきた日本人の見た目にも印象の良い錫でメッキを施します。「錫を引く」、「白味を引く」という言い方もします。
5寸(15cm*15cm)/6寸(18cm*18cm)/6.5寸(20cm*20cm)/7寸(21cm*21cm)/7.5寸(23cm*23cm)/8寸(24cm*24cm) メッキの引き直し、柄の取付け交換などの修理できます。